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日本のこれから

昨夜NHKの日本のこれからという討論番組を見た。といっても見るつもりは無かったので途中からだったが。幾つかの質問を設定してそれに対して考えていくという形式。
予想外だったのが格差は固定しているか?ということで親の格差が子に流れて固定化しているというのが多い事だった。最近の新聞で日本のジニ係数が上がっているというのがありフリーターの増加によるとの解説だった。この討論でもフリーターに代表される低所得家庭では教育投資が出来ずその子供も低所得から抜け出せないと言う事である。
学歴社会は過去のものと捉えている、確かに科学技術に基づく産業には高度な知識が不可欠である。この分野がこれからの日本を支えるのは間違いない、しかし最近世界の中で評価されつつある日本文化は感性の世界であり、知らない分野で頂点を極めている日本人が数多くいる。明らかに多くの選択肢を日本の若者は手にしており何を学んだかという教育だけでなく何ができるかという事が評価される時代に変化していると思ってきた。
格差の固定化とは全く逆の評価である。私の視点が誤っているのだろうか?そう言えば株式市場からの視点が増えているのは間違いなさそうだ。偏ってはいけないと反省する。
しかし思うのだが格差とは何か?この番組の根底も所得格差つまりお金の世界でしか話がない。給料が違うだけの事が格差なのだろうか、クールジャパンの本質はお金ではない。お金はアメリカンドリームで終わったと考えたい。
by kakabura | 2005-04-03 09:55 | 社会経済
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2羽のアゲハは何をしているのでしょう。
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