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100回達成

お隣の国韓国では恋人同士が会ってから100日目にはプレゼントかなんかをするそうだが、「ぶらだより」もNHKの朝の連ドラ「純情きらり」に1日遅れて100回目になった。継続は力なりという言葉があるが無駄なものは早く止めた方が良いということもある。はて何処まで続くやら・・・
 記録という点ではアメリカには遠く及ばない。イチローの大記録には日本中が沸いたものだが1昨日又記録を作った。6年間の合計安打がそれまでの記録を抜いて1番になった。イチローも凄いが記録を整理している連中にも感心する。安打だけでも1年間、2年間・・・連続安打数、2塁打数とかなんとかで毎日新しい記録が出来ているはず。ニュースで流れるのは大きな大記録だけだが隠れた記録はそれこそ無限にある。
 これを大相撲の世界に例えると、上手投げで勝った数とか下手投げで続けて何回勝ったとかだがそんな話は聞いたことが無い。せいぜい優勝回数やら連続優勝、対戦相手との勝ち負け数ぐらいで他のはあまり無いだろう。アメリカ的にやるには取り組み後とにあらゆるデータ(力士名、決まり手、取り組み時間・・・)を残らず記録保存していかなくてはならない。
 ここがある意味で両国の本質的な違いがあるような気がする。アメリカは勝負の世界で勝たなくてはいけないしその為にあらゆるデータを取りそれを練習なり試合にフィードバックしていく。アメリカンフットボールが顕著だが野球でもバレンタイン監督が去年の日本シリーズを取ったのは裏で相手チームのデータを集めていたということからもうかがえる。 
 日本は勝負は勝負だが単にそれに留まらずに「道」として極めることを重要視する。これは伝統的にそうなのである。負けても負け方が良ければそれで良い。イチローは日本の「野球道」をメジャーに持ち込んでそこで記録を作っているという所に面白さがある。記録を求めず、結果として記録が生まれる。
 最近読んでいる投資の本でも儲けようと考えてはいけない。常に良いトレードを心がけること、そうすることで儲けが付いて来ると書いてある。著者は精神分析の医師でもあるのだが精神面を極めるとアメリカ人でも日本と同じことを言うようだ。良いトレードを行うには毎日の記録と分析、平常心を保つこと、頭で考えなくてもすぐに手が動くように何度も練習すること等などあらゆる分野で共通のことが書いてある。することは違っていてもやらなくてはいけないことは同じなのである。
 天才は見えないところで努力している。凡人はコツコツと積み上げていくしか道はない。100回などという数字には何の意味もない(1000回なら凄いかも、それとも弁慶みたいに999でお仕舞いか
by kakabura | 2006-07-28 22:45 | ぶらだより
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2羽のアゲハは何をしているのでしょう。
by kakabura
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