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今週の結果

今週は予想通りSQからみで先週の静かな動きと反対に大きく振らされた。結果としてはまだ上昇基調を維持している。
トレードは3勝1負1分け不明3で8回。全般的には落ち着いてきているが売買回数は依然として多い、することも大分分かってきた。手仕舞いをもっと真剣に考えなくてはいけない。売りシグナルが出ているのを見落としている。これは利益の出ている銘柄で心に油断が出来ている証。
システムとしては力積システムを中心にしてみたがかなり敏感な指数なのでもう少し検証しなくてはならない。
 マーケットの動きはインドがアセンディングトライアングルを抜けたようで5月の急落から再度上昇に入ったようだ。イギリスは5月からの上昇トレンドラインまで下がってきたがここから下へ抜ける確率は低そうだ。ドイツは中期的には三角持合の上近くにいる。8月に入ってもみあっている。アメリカダウは日経とほぼ同じ動きだが最近弱含みで少し連動性が薄れてきている。ナスダックは下落トレンドで下げ止まり感はない。
全体としては急落はないがほとんどが節目に来ておりどちらに動くか分からない。
 この動きに変化がなければ来週は新規のポジションは作らず現在のポジションを閉じることだけにしよう。トレードの前にストック銘柄のメンテナンス(流動性、ボラティリティー、トレンドの強さ)とシステムの確認が先。
# by kakabura | 2006-08-12 07:16 | 投資日記

祈り

8月は祈りをささげる日が多い。広島、長崎、終戦、日航機の事故、お盆もそうだ。亡くなった人たちに手を合わせ祈る。このやり方は古今東西、略共通なのでヒトが本来持っているものなのだろう。ネアンデルタール人の墓に花がそえられてあったというのは有名な話だが彼らもまた手を合わせて祈ったことなのだろう。
 祈りとは本来宗教などとは関係なく静かに願うものなのだと思う。広島や長崎で祈る姿を見ていると本当にその思いが伝わってくる。一番嫌いなのは形だけで祈った振りをしている人。大半はこのような人たちだと思う。平和を願う、暴力の廃止と言いながらそれが実際の生活とは何の関わりもない。拉致被害者の家族会のような強い意思があれば平和のための大きなうねりが出てくるはずだが現実は遠のくばかり。
 宗教は本来人々を安らぎの世界へ導くはずなのに現実は狂気と混乱を招いている。アフガニスタン、イラク、そしてレバノン、イスラエルで毎日人が死に、嘆き、祈っているがそこから出てくるのは憎しみの連鎖。いつも戦いを叫ぶ輩が大勢を占めガンジーやキング牧師達は結局排斥される。キリスト教とイスラムの文明の衝突なのかもしれないが戦争は何も生み出さない。そのことを体験した人たちが少なくなってきた。最近では8月15日が何の日だか知らない若者がふえているそうだ。言うまでもなく敗戦記念日なのに巷では終戦記念日と呼ぶ。このようなまやかしの言葉を使うから戦争に対する認識がおかしくなり一転して皆被害者になって戦争が終わって良かった良かったと人事のような言い方になる。これでは「歴史認識」を中国や韓国から言われるのも一理あると言わざるを得ない。
 神も仏も信じない身なれば幸か不幸かこれまで祈った経験が無い。しかし毎年8月になると祈るということを考えているような気がする。
# by kakabura | 2006-08-11 21:55 | ぶらだより

ウォール街のランダムウォーカー

副題は「株式投資の不滅の心理」
一般に株式投資にはテクニカル分析とファンダメンタル分析が使われる。本書はこれらどちらも究極的には役に立たないとする。なぜなら株価の動きはほとんどがランダムなものでありそこから一定のパターンを見つけようとするテクニカル分析は砂上の楼閣だとし、又ファンダメンタル分析は将来のことまで見通すことは出来ないからというのがその理由。困った本である、著者は実際のトレードも経験しファンダメンタル分析も行いかつ現在は大学で研究を極めている人間だからである。
 インデックスに長期分散投資する以上のパフォーマンスを上げることは難しいというのが結論。テクニカルでなんとかやっていこうという身にとっては有難くない話。一般にプロとアマと言ってプロは機関投資家などアマは個人投資家でアマはプロにかもられるというのが一般の本の大前提だがそのプロでさえたいした成果は上げられないようだ。
 ではマーケットで生き延びることは出来ないのだろうか?大多数はそうなる、そこから抜け出すにはまだ先が長い。
# by kakabura | 2006-08-08 13:37 | 読書

カミング・ウォー・ウィズ・ジャパン

第二次日米戦争は不可避だという内容。1991年に書かれたものだが基本的な認識に違いは生じないしその後の経過も一致している部分がある。今後の日本の方向を考える上で貴重な示唆を与えている。
 日米関係のあり方は太平洋戦争の前と変わっていない。即ち日本の成長に対する資源要求がアメリカとの間に衝突をもたらした。日本が存在するためには資源の輸入と製品の輸出が不可欠であるが戦後アメリカは冷戦構造の中で政治的にそれらを日本に与えてきた。冷戦の終了によりこの関係が変わるというのが趣旨。
 日本の生命線である貿易にはシーレーンの確保という課題があるが今まではこれをアメリカに頼ってきた。又貿易構造も日本は輸出先としてアメリカは不可欠だがアメリカにとって日本はそうではない。1941年のように経済制裁を日本に行えば全く同じ条件になってしまう。
 選択肢はいくつかあるが今のところは日米関係を維持していくことで合意しているようだ。このことはアメリカがこれまで担ってきた軍事の部分を少しずつ日本に移していく。さらにアメリカが経済的に困ればその分を日本に要求する。これが続いていく、日本がこの屈辱的な関係に終わりを告げようとするならばその時点で戦争が開始される。
 最近の動きと絡めればアメリカの軍事戦略の大転換で沖縄の移設や座間への司令部移転などはアメリカとして日本を取り込んでおこうという動きであり移設費用の要求は脅しである。日本はこれを呑まなければならない。
 憲法改正問題もこの流れに沿うものであり当面はそのように進んでいくだろう。経済面ではアメリカの頂点は過ぎてしまった。半面日本はこれから上昇に転じる。しかし経済面が単独で動いていける時代は終わり政治面からの影響を大きく受けるようになるであろう。今アメリカの写真相場と呼ばれている株式市場がどの時点でアメリカから独立できるのかが焦点になっているが大きな意味ではそういう事は起こらないのかもしれない。世界のマーケットはお互いにリンクしてしまっているので影響を与えながら動いていくと見るのが適切かもしれない。その中でアメリカは日本から資金を強奪していくことになるのだろう。
# by kakabura | 2006-08-06 17:33 | 読書

今週の結果

今週はアメリカの週末の雇用統計や来週のFOMCを控えて小動きだったが方向としては上昇基調を強めている感じだった。
トレードは3勝1負2分けでこれまでの中では落ち着いたトレードが出来た。ただ来週の展開が全く分からないので金曜に買いを1ポジション整理し、売りを2ポジション加えた。アメリカの雇用統計発表となり景気減速感が強まりFOMCを待たずに金利引き上げ中止を織り込んでダウは一時レジスタンスを抜けたがその後在庫調整が進んでいることが依然不透明感となり結局下げて終わった。この結果FOMC待ちとなり日本も週の初めはこう着状態を続けるこのと思われる。
奇しくも去年の上昇相場は8月8日を基点としておりスルスルと上げていった。このシナリオは想定しておかなければいけないだろう。いずれにしてもそれまでは様子見で現在のポジション維持。
その場合今日立てた売りポジションはロスカットになるだろうがリスク小さめのものを取ったつもりなので予定通りの執行としよう。むしろ買いのポジションを整理したほうが問題だ。売買システムでは売りサインが出ていないのになんとなく今日手仕舞いと決めていた。これは一応利益が出ていたことと潜在的に来週は下げとの意識があったためだ。先週いないお化けにおびえたのと同じ心の動き。トレード計画に従うことと柔軟な対応、この矛盾した関係をどうするかが問題。
さらにギャップにどう処理するかは大きな問題。まだ整理できていないがギャップに対する戦術をきっちり決めておかないとこれからもあたふたするようになる。
来週は上昇に入った場合の備えだけはやっておこう。又SQを控えているので荒い展開が水曜から木曜にかけてあるかもしれないのでその心積もりもしておかなければいけない。目先の動きに迷わされることなくフェアーバリューがどちらを向いているかを軸足として見ていくこと。
海外の動向:上昇に転じている、懸念材料がひとつづつ無くなっているので当面底堅いか。
来週のトレードは力積システムと勢力指数の検証とブレークアウト戦略の考慮にいれて見よう。
但し保守的なマネージメントとする。正念場は仮に上昇した場合その後の下落相場と10月辺りに予想される底打ちからが本格的な勝負どころなので当面はのめりこまないでレンジ相場での対処を調べるくらいにておこう。
未だ売買回数が多すぎる。
# by kakabura | 2006-08-05 01:33 | 投資日記




2羽のアゲハは何をしているのでしょう。
by kakabura
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