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税金を払った

先日通知があり地方税を払った。オクサンは「何でうちから取るのよー」と怒っていたが素直に税金を払えるのを喜びたい。額は少ないがマイフェアレディーでイライザが授業料を払うシーンのように我が家としては大金なのだ。
 勿論元は株。株というとすぐに聞かれるのが「儲かりますか」なのだが根本的にこれが間違っている。儲けるものではなく増やす物なのだ。一般に博打に近いとの認識だが(もちろんそういう人も大勢いる)実際はリスクコントロールをいかにして行うかということで会社の経営とも通じる所が多い。そもそも投資という言葉自体に問題がある。投資とは大金持ちが行うことで貧乏人には無縁、出来る事は売買だけ。英語ではインベストメントとトレードときっちりと分けられているが日本語はごっちゃになっている。それだけ認識が薄いということにもなる。
 経営との比較を行えばどの銘柄を買うか(どの事業に進出するか)いくらで買うか(採算の見通しはどうか)予想と外れた時はどうするか(健全な赤字部門と見通しの無い不採算部門はどのようにして撤退するか)その銘柄の売買終了後の検討(うまく行った原因やダメだった原因の把握)やはりPDCAサイクルなのだ。特に大事なのがチェックで損した時にはその銘柄など見たくも無いのだが何故失敗したかを突き止めることが次回の成功に繋がる。これを繰り返すことで自分なりの投資方法が出来てくるし会社の社風が出来上がってくるのだと思う(長い間にトヨタと三菱の差が歴然としたように)
 ケンミレでは各地にケンミレカレッジという勉強会のグループを作っている。グループメンバーの投資技術向上を目的とした集まりで福井にも6月に出来現在8人でスタートしている。経験豊富な人の集まりだと思って恐る恐るの参加だったが意外にも初心者の方もおられた。しかし教わるより教える方が得られるものが多い事もあり教えたり教わったりできれば良い。
 安定した預金からリスクのある投資へと日本のお金も動き出している(政策的にさせられている)しかしファイナンシャル教育は全くと言って良いほど無い。この仕組みは明らかに貧乏人から金持ちへの資金移動をもたらす。(普通は高いところから低い所へ動くのが自然なのだがマネーに関しては全く逆の動きをする)株式市場に片足を入れている身からすれば喜ばしい事だが、詐欺にあったような人が必ず出てくることを思うと少々複雑だが自分の身は自分で守るしかない世の中になってしまったとも言える。
 明日はケンミレカレッジの幹事勉強会が東京であるので久しぶりに人込みの中に身をおくことにした。ポラリス「ケンミレ」と話ができるかもしれない。今夜は30年振りに古い友人と合うことが出来る、変わっているのか変わらないのか色んな人生を歩んできたことだろう。
日銀短観も良かったようで安心して行けそうだ
by kakabura | 2005-07-03 00:10 | ぶらだより
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2羽のアゲハは何をしているのでしょう。
by kakabura
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