何かある毎に欧米諸国のダブルスタンダードには腹が立つ。要するに自分達の好きなように使い分けているだけじゃあないか。
「日本の敵」中西輝政はそれがグローバルスタンダードだという。そもそも理想のスタンダードに対して危機的状況では全く逆のスタンダードが必要。典型的なのがLTCM破綻での対処であれほど日本の裁量行政を批判していたアメリカがLTCM問題では密かに国民に知らせない裏で処理をしてしまった。問題の発覚と処理の速さだけは記憶にある。
一方日本では長銀などのように小田原評定を続け結局損失を大きくしただけだった。民主主義の基本は話し合いだが非常の時にはそれを無視して決断するという独裁が必要なのだということが私達には理解出来ていないようだ。